動物の愛護及び管理に関するパブコメ、送りました。
環境省自然環境局総務課動物愛護管理室からのパブリックコメントの募集がかかっています。
簡単に言っちゃうと、犬や猫などの
1.販売時の待遇改善、
2.生涯にわたっての虐待防止、
3.動物保護管理センターへの引取り条件の厳格化
などについての細かな詳細を規定する部分を
「こうしようと思っていますけど、皆さんどう思いますか?」
っていうコメントを募集しているのです。
締め切りは日本時間の 2012 年 12 月 12 日 18:15 必着。
詳細はここ(クリックしてジャンプ!)からご確認ください。
僕はさっき送りました。
どうやって書いたらいいのかよく分からなかったので、
わたし達と同じ意見であれば、コピーして氏名等の欄を記入して、
環境省にメールで送っていただいて構いません。
ご自分の意見を加えても、一部抜き出しても結構です。
どうぞご自由にご活用ください。リンクも大歓迎です。
と書いてくれていたブログ「ジュルのしっぽ」さんを一部コピーして、以下のように書いて送りました。
(青字は「ジュルのしっぽ」さんのコピー、赤字は僕のオリジナル。)
宛先:環境省自然環境局総務課 動物愛護管理室あて
件名:動物の愛護及び管理に関する法律の一部改正等に伴う動物の愛護及び管理に関
する法律施行規則等の一部改正案に関する意見
住所:(僕の住所)
氏名:(僕の名前)
年齢及び性別:(僕の年齢と性別)
電話番号:(僕の電話番号)
意見:
<該当箇所>
「2.内容」 の 「Ⅰ 犬猫等販売業者関係」 の 「(2)犬猫等健康安全計画の記載事項」 の③
<意見内容>
生後56日までの飼育環境は、常に親や兄弟と直接触れあう環境であること。
また、親及び兄弟が死亡している場合には、その個体は販売してはならないとすること。
<理由>
生後56日まで親兄弟と離さない根拠は、その直接のふれあいから幼齢動物の社会性の
向上と心身の健全な成長であるとされる以上、必ず社会性を身につけさせるよう
この要件を明記しておきたい。
<該当箇所>
「2.内容」 の 「Ⅰ 犬猫等販売業者関係」 の 「(2)犬猫等健康安全計画の記載事項」 の③
<意見内容>
ペットショップなど不特定多数の者が訪れる可能性のある場所での展示販売を禁止すること。
<理由>
ペットショップでの展示販売は、ヨーロッパなどでは全面的に禁止されている。
これは虐待以外の何物でもないうえに、衝動買いする者も多数誘発する販売方法であり、
結果飼育放棄にもつながる非常に悪質な販売方法であると思われるため。
<該当箇所>
「Ⅵ 犬猫の引取りを拒否できる場合について」
<意見内容>
生活環境の保全上の支障を理由に引取りを必要と判断する場合、
理由に応じた証拠書類の提出を義務づけること。
<理由>
現状の規定では「経済的に飼養できなくなった」「アレルギーの発作」等の理由を主張するだけで、
現場では拒否できなくなってしまう可能性が高い。実務的な実効性を担保するために、
経済的理由には年収を示す書類、健康上の理由なら診断書等、判断するに必要な書類の提出を
義務づける。証拠書類の提出が難しい事案に対しても、行政はその確認に努めるべきである。
<該当箇所>
「Ⅵ 犬猫の引取りを拒否できる場合について」
<意見内容>
「生活環境の保全上の支障がない飼養放棄の場合」を規定に加え、
「生活環境の保全上の支障」を具体的に定義すべき。
<理由>
「生活環境の保全上の支障を防止するため引取りが必要と判断される場合にあっては
その限りではない」と付記して配慮するのであれば、「子どもが飽きた」「大きくなったから」
という生活環境の保全上の支障がない飼養放棄に対しても、明確に規定して拒否するべきである。
「ジュルのしっぽ」の jule2856 さん、どうもありがとうございました。
送付方法などに関しても「ジュルのしっぽ」さんのこの記事にわかりやすくまとめられています。
興味のある方、締め切りは 12 月 12 日の 18:15 です。
声を上げてみてください。
12 月 10 日追記:
上に書いた僕の意見に関しても、「ジュルのしっぽ」の jule2856 さん同様、
同じ意見であればコピーして氏名等の欄を記入して使っていただいても、
また一部賛同頂けるのであればその部分だけコピーして使っていただいても構いません。
どうぞご自由にご活用ください。リンクも大歓迎です。
要するに環境省に意見を伝えることが大事なのですから。
声を上げても何も変わらないかもしれないですが、
声を上げないよりは何かが変わる可能性が増えると思うのです。
声を上げてなかった人は声を上げれば一歩前進。
声を上げていた人は、より多くの人に伝えれば一歩前進。
多くの人に伝えていた人は、より影響力の大きい人に働きかければ一歩前進。
たとえそれが小さな一歩であっても、たとえ無駄になるかもしれなくても、
なにもしないよりはマシなことが多いかな、と僕は思うのです。
但し、みなさん最終的な判断は各自でしてくださいね。
「声を上げたほうが良いな」と思うのであれば動きましょう。
強制されてするものじゃないですからね、こういうのは。
子犬にはしっかりとした育成環境が必要なのだと、僕は思うのです。
生後 8 週までは親元で、兄弟たちと一緒に暮らしながら、
社会性を身に着けていく必要があるのです。
こんな感じで、ヘイミッシュも育ったのですよ。
(D700/AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED)
どこまでなら噛んでも大丈夫なのかを学ぶのです。
(D700/AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED)
そして兄弟同士、折り重なるようにしながら、他の個体との遊び方や距離感を学ぶのです。
(D700/AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED)
これはヘイミッシュのお母さんのフローラ。
(D700/AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED)
何度見ても、ヘイミッシュにそっくりだなぁ。
ヘイミッシュはお母さん似ですね、間違い無く。
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