日本の犬って、可愛がられているのかな?

今日、たまたま Excite Bit という
「巷のB級ニュース“小”ネタを毎日配信!」しているサイトを見ました。
この「英国で大ヒットしたイヌ用の雨傘」という記事なのです。

ちなみに、僕はイギリスに住んでいるのですが、
この傘を持って犬を散歩させている人は、今まで一人も見たことがありません。
多分田舎だからかな?
ロンドンに行ったらあっちにもこっちにも見かけるのだろうか?
ま、いいや。

その記事の中に、こんな一文を見つけたのです。

うーん、日本同様に英国もイヌをとても可愛がっているのだなぁ。
(http://www.excite.co.jp/News/bit/E1370584062721.html by 羽石竜示氏)


これね、
非常に疑問を感じたんですよ。
イギリスでは「日本同様に」は犬を可愛がったりしてないですよ。


そもそも、日本の犬って可愛がられているのですか?
個人個人のレベルでのハナシではなくて、
社会の中でしっかりと可愛がられているのですか?
僕にはそうは思えないのですよ。

何故日本では、
未だにペットショップで展示販売を行なっているのですか?
ペットにとっては大変なストレスなのに。

何故日本では、
生後 8 週になる前に親から引き離されることが多いのですか?
社会性を育むための大事な期間なのに。

何故日本では、
犬が死ぬ可能性のある狂犬病予防接種を、しかも毎年行うのですか?
狂犬病清浄国なのに。

何故日本では、
フィラリアの幼虫を殺す薬を毎月飲ませるのですか?
感染の確認も簡単にできるようになっているし、
しかも成虫を一度に駆除する、より低リスクな薬が存在するというのに。

何故日本では、
可愛いからという理由で犬に服を着せるのですか?
(必然性があれば良いのですけれど。)

何故日本では、
近くに人が居ない状態であっても、例え訓練の入った犬であっても、
ノーリードの散歩が許されないのですか?
しかも、遠ーーーくの方でノーリードの飼い主を見つけたと、
盗撮してその写真をアップしているブログを作っている人までいるし。

そもそも何故日本では、
犬を猫かわいがりするのですか?
犬なのに。



もちろんそうじゃなくて、
犬を犬としてしっかりと扱っている人たちがたくさんいることも知っています。
ちゃんと犬のことを理解しているブリーダーさんもたくさんいますよね。
犬のことを真剣に考えて行動している人たちも、実はいっぱいいますよね。

でも、法律はどうですか?
社会の中でのルールはどうですか?
犬の立場、犬の権利ってどうなっているのですか?
本当の意味で、日本では犬が人間社会に共存できる存在になっているのですか?

犬が怖い、犬が嫌いという人にとっても、
犬に対する学習の場は与えられていますか?
嫌う権利はどこまで認められているのですか?

あなたの犬は幸せですか?
そして、あなたの犬は周りの人を幸せにしていますか?
更に、あなたの犬は社会のなかで人と共存していますか?
おまけに、その社会は犬がいることで幸せになっていますか?


考えてみてください。
そして、そうなっていないのであれば、どんなに小さなことでも構いませんから、
そうなるような行動をなにか起こしてみてください。
自分が幸せなだけで自己完結してたらダメですよ。
自分の犬が幸せなだけでもダメ。
周りの人たちや社会まで幸せでなくちゃ。
そしてそれを目指さなくちゃ。
そんなふうに思います。

D76_5057_D700_201306.jpg
(D700/AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED)


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No title

たくさんの問いかけに考えさせられました。
何故でしょう?
知らないということも大きいと思います。
だから許されるとは思いませんが。

私自身犬と暮らしていても知らないことがたくさんありました。
ペットショップの展示販売は見ることができなくなりました。
かわいそうでどうしていいのかわからなくなります。
人間の勝手で殺処分されるたくさんの犬たちの存在も以前は知りませんでした。
一人の力は小さいですが、気づき考えることですね。
個人の考え方が変わり行動をおこすきっかけになればいいですね。
ささいなことでも何もしないよりはいいと思います。

ハナは幸せなのかな?
ずっと考え続けると思います。
まっすぐな瞳に答えてやりたいです。

>> ぶんぶんさんへ。

ホント、何故なんでしょうね?
日本で犬を飼っていた時には気が付かなかったことも、
イギリスに来てみて初めて「なんか違うよね」って分かったこともあります。

殺処分に関しては、あまりに書きたいことが多すぎて、
まだまとめられないのですが、本当に憤りを感じています。

犬にやさしい社会は、犬に甘い社会とは全く別物ですし、
犬にとっての幸せは、人にとっての幸せと共存可能なはずなのです。
日本に一番必要なのは、もっと犬を理解することだと思います。
その上で最適な法律で規制していくことになるのではないでしょうか。

そうやった考えている飼い主の元にいる犬は、絶対に幸せですよ。
だからハナさんも幸せなはずです。

No title

考えちゃいますね。
2011の時も考えました。色々見聞きして(いやなことも含めて)、時間だけはあったから。
犬とどう暮らすのか、犬とどう行動するのか・・・

私の居住地は比較的安全と判断されたのでマックと残ってました。危険と思われる期間は外にも出さなかったので彼はずいぶんストレスを感じてたな~
避難地域の私の友人は車に乗せて避難所を転々としました。家族と一緒だったけど「テツ」はストレスで脱毛したそうです。
マックを譲ってもらったブリーダーさんは、避難区域に突入しました。(不法行為だそうですが・・)家族が連れ出せなかった犬を救出するためです。
頃合いを見て、1週間ほど家族を親戚の所に行かせたときはマックと二人きり。勤務先にも連れて行きました。(日常では無かったので何でもOKでした)
温かい大きな彼は安心をくれたな~

あのときあらためて犬の存在が「持ち物」ではないと気付いた人は多かったんじゃないかと思います。
「持ち物」たらしめるような扱いは直していきたいですね。
うちの市の市議(友人)が’予防注射’について興味を持ってくれました。彼も犬好きです
自分だけでなく,自分の犬だけでなく・・・
rokisukeさんの言葉が響いています。

>> sakamoto さんへ。

僕の目から今の日本の犬事情を見るとですね、
「持ち物だと扱わせている法律」が中立だとすると、
「持ち物じゃなくて、家族です。」っていう過保護派の飼い主と、
「持ち物以下でしょ?人の迷惑になるし。」っていう否定派の人がいて、
落とし所となる共通のコンセンサスがないような、そんな気がするのです。

ホントは
「法律上は持ち物扱いだけれども、家族の一員ではある。
 でも、飼い主のコントロールが効いてなければ、単なる危険物。」
っていうのが良いのじゃないでしょうか?
問題は犬じゃなくて、飼い主のコントロールだと思うのですよ。

僕は日本向けては「書く」だけしかできません。
sakamoto さんのように「受け止め」て「行動に移す」人がいてくれて
本当に嬉しく思っています。
狂犬病の予防接種に関しては、結局は利権がらみだと想像出来ますが、
犬にとっても危険で、飼い主にとっても懐に響くことを
何故考えようともせずにそのまま続けていかなくちゃいけないのでしょうか。
まずはみんなが考え、そして行動に移していくことが大事だと思います。

ポジティブなことは Pay it forward. 先につなげて行く。
ネガティブなことは、自分の所で断ち切ってしまう。
僕はそう意識しながら生活しています。
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    愛犬壱号(1994~2008):

     本名:ロッキー
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     ゴールデン・レトリーバーのオス
     (イギリスの悪名高き検疫所の経験者です)
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     本名:不明
     たまに出没する近所のメスネコ
     ドコの家のネコか、何歳か、詳細は不明
     ヘイミッシュの登場以降出現せず。
     んー、残念。

    愛犬弐号(2010~):

     本名:ヘイミッシュ(スコットランド名)
     2010 年 2 月中旬、イギリス生まれ
     2010 年 4 月、 rokisuke の家族に加入
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